気侭に壁紙サイズ写真で綴る 別館1
 
身近な出来事で盛り上がろう 2005-02開設・・お持ち帰り自由です
 


13年目【11.7】我が家の記憶

我が家の記憶は月日が流れると共に薄くなりました
毎年この1.17が近づくと蘇ってきます
我が家の写真はこれが1枚だけ残ってる、ひどいでしょう!



秘蔵写真は期間限定で削除するかも・・
我が家のママさん、すっぴんで恥ずかしい秘蔵写真の公開
被災数日後取材されたらしいが、役所の広報課だと思ったらしい
95・2・14発売の女性自身に掲載されて困惑と吃驚でした
おまけに住所とフルネームまでバッチリと~~
知人や友達・大勢から同姓同名だけど「違うよね」なんて問い合わせ殺到!
あまりにも似ても似つかない?ようなホームレス・スタイル「笑い」
その時のキティは初代・・今のキティは2代目です



我が家のママさんは雑誌社編集部に何度も要求していた!!
やっと我が家も再建して落ち着いた姿を取材して欲しい「笑い」
その時に送付した写真らしい・ホームレス生活を長く続けた反動?
あの恥ずかしい写真の名誉挽回・・女の執念は叶わなかった「笑い」



2000年の日記から抜粋・・・自宅再建は完成していた頃

題名:何年経っても傷跡 投稿日 : 2000年12月26日<火>15時33分
震災の風化でもう世間では忘れかけているような中で垣間見る憂いの姿が・・
私は自宅全壊の被害を受けて形ある物はすべて失いました
周辺の皆様と比べて命を拾えて申し訳なく感謝もしています
そしてそれなりに子供達も独立して私の手元から巣立っていき
少し寂しくなった我が家であるが、それなりに平和に暮らせて幸せ
その折角拾った命をこれからどのように生きるのか迷走中・・見つからない!
自宅周辺には再建ならず、跡地・空き地・駐車場がまだ目立つ
そして、その片隅・電柱色々とお花お供え物があちこちに見られる・・
昨日自宅前の跡地にいつもの老夫婦が手をつないでやって来て
もう刈る程雑草もないのに、小さな雑草の葉をむしっている・・土地に執着?
二人のお話の内容を聞こうとしなくても、聞こえてきた会話・・
この場所がお風呂だった・・この位置が茶の間だった~~
この部屋で子供達が育った~~あぁ~この年になって想い出が何も消滅してしまった!
細いヒモで各部屋の形を描き作っていました
神様も意地悪いもう何年か待ってくれたら良かったのに~~
この部屋でお茶にしましょうって、ポットのお茶を向かい合って飲んでいる
そして、私らはまだこうやってお茶が飲めているだけ感謝しなくちゃ~~
私もこの老夫婦とお話が・・慰めが・・でも言葉が出なくて・・涙ぐんだたけ・・
何もできなくてご免なさい・・今度は仲良く話が出来るように頑張る。

そしてあれから1度も老夫婦を見かけたことはなかった
自宅前の空き地は昨年分譲の建て売りとなり
新しいご家族がお住まいになっていますが
そのような老夫婦がいたこともご存じないでしようねぇ






1月13日(日)21:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 気侭に想う・独り言 | 管理

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